「α7Ⅳ」から「α7RⅤ」へ買い替えました。こんな高価なカメラ買うなんて自分でもびっくり!
残念ながら私の財力では新品は買えなかったので、今回は中古です。かなり状態が良い美品を相場より少し安く買えたので良かった。
「α7Ⅳ」に大きな不満を持っていたわけじゃないんですけどね。どうしても「α7RⅤ」を使ってみたいという欲求を抑えることができませんでした。
カメラ沼というのは恐ろしいものです・・・。
ですが「α7Ⅳ」ユーザーの方の中には私と同じように「α7Ⅳにすごく満足しているんだけど、なんだかα7R Vが気になって夜も眠れない」といった方が意外と多いらしい、風の噂では。そんなことない?
いざα7Ⅳからα7RⅤに買い替えを検討した場合、価格はもちろんですがそれ以外にも不安に思う部分が結構ありますよね?
そこで私がα7Ⅳからα7RⅤへ買い替える前に心配だったことを中心に、少し写真も撮ってみたのでα7RⅤのファーストインプレッションを書かせていただきます。
あくまで一介のα7RⅤユーザーとしての主観に過ぎませんが正直な感想を書きますのでよろしくお願いします。
少しでも参考になれば幸いです。
AI AFどうよ?
本当にいいですよAIAF!確かに進化してる!
私は元々α7ⅣのAF性能にあまり不満を持っていなかったんですが、野鳥撮影の時には鳥認識しないことや背景に抜けてしまうことが結構あったのでAIAFってどんなもんかなと期待していました。
いざ使ってみると以前よりよく認識してくれるし、ピントの精度も上がってる感じです。
人物撮影の時もα7Ⅳは顔がはっきり見えている場面では問題無いものの、目がギリギリ見えるかな?とか後ろ向きで後頭部しか見えなくなってしまったときは見失ったりすることが結構あると思うのですが、α7RⅤはそんな時もバッチリ追いかけてくれます。
PVでカメラが顔だけでなく骨格で人間がそこにいると認識してるような場面がありましたが確かにそんな印象です。
演算回数はα1やα9系には全然敵わないので激しい動きものを狙う方には物足りないかもしれませんが飛んでるカモメぐらいならパッと撮って問題なく撮れます。
私の場合、もうこれ以上のAF性能って必要ないかもしれません。
6100万画素の画質どう?
解像度は普通にPCで画像を眺める程度ではハッキリ言って違いはよくわかりません。
そもそも私はM1MacBook Airを使っていますので6100万画素を表現するにはディスプレイの解像度が足りてないので当然ですね。
もしかしたら4Kモニターや8Kモニター(使ってる人はそうそう居ないと思いますが・・・)なら違いがわかるのかも?
ただトリミング耐性は鬼のように高いので横構図で撮って後から気に入った部分を縦構図にトリミングすることも余裕でできます。
私は野鳥撮影の際小鳥を大きく写すことがなかなかできずトリミング前提で撮りますが、そう言った時に大きな画素数はとても助かります。
色味はα7Ⅳの方がビビットでα7RⅤは繊細な感じ。
私はα7RⅤの方が好みです。
高感度耐性、どんな感じ?
さすが超高画素機、α7Ⅳと比べるとやっぱりノイジーです。
初めての撮影で撮った画像のピント面を拡大して確認した時にはかなりのノイズの多さに正直ビビりました。
しかし明るい所では問題ないし、暗い所でもなるべく低いISO感度で撮影することでノイズを軽減することができます。
さらに今はAIでノイズを処理してくれるソフトがたくさんあるので、ノイズはそこまで気にすることはないのかなと個人的には思います。
逆にこれが無かったらやばかった。ノイズ処理って手動でやった場合すごく難しいのに楽しくないので私には無理かも。
データ重いでしょ?周辺機器も替えなきゃ無理?
現像作業時に求める快適性や現像方法も人それぞれなので一概には言えませんが、私の場合は今までの環境でOKでした。
私の写真現像環境は
PC MacBook Air M1(一番安いモデル)
記録メディア ProGrade Digital 【SDXC UHS-II V60】 GOLD 256GB
カードリーダー Amazonで適当に買った
データ保存 ポータブルHDD
現像ソフト Lightroom Classic
こんな感じです。全然特別な環境ではなく、人によってはショボいと思うかもしれません。
でも趣味でRAW現像を楽しまれている方は、このくらいの環境って意外と多いのではないでしょうか?
α7RⅤは6100万画素の超高画素機ですから写真一枚のデータ量も当然多くなります。心配したのは『この環境でストレスなくRAW現像できるのか?』だったのですが、『私の場合この環境で大丈夫』です。
今までα7Ⅳで撮った画像データはほぼノンストレスで現像できましたが、α7RⅤのデータの場合全体的にワンテンポ遅れます。ですが大幅にもたつくことはないので、私は大きなストレスを感じることなく普通にRAW現像を楽しめています。
ただデータをSDカードからHDDにコピーする時とAIノイズ処理を行う時にはかなり時間がかかりますので、ここはストレス。
記録メディアをSDカードからCFexpress Type Aに変更したり、外付けHDDをSSDに変えれば改善できる部分もあると思っているのですがまだ高価なので、もう少し手頃な価格で買えるようになったら試してみたいなと思っています。
※その後『Lexar Professional CFexpress Type A カード SILVER 』を購入したらずいぶん快適になりました。
4軸マルチアングル液晶モニターの使い勝手は?
予想してたよりずっと良いです。やっぱりチルトできるのは便利。バリアングルに展開するときも違和感は感じません。
ネットで画像をみながら『出っ張ってて不恰好でカッコ悪いな』と思っていたのですが、手にして使っていると別に何も気になりません。とにかく便利です。
耐久性についてはこれからですが、とくに壊れそうな感じはないので普通につかえば大丈夫なのではないでしょうか。
デカくて重いんでしょ?
購入前は大きさや重さを心配していましたが私は全然気になりません。買い替えた本人でさえパッと見違いがわからないので新鮮さがないくらいです。
私の手はどちらかというと小さい方だと思いますが、α7Ⅳよりむしろ握りやすいと感じています。
α7Ⅳより20万高いけどその価値あんの?
こう言ってはなんですが、『どう感じるかはその人次第』。
私の場合、AF性能や画質が気に入り満足しているので『差額20万円の価値があった』ということになります。
今回は中古品ですが今のところ調子は良いです。
以上、ファーストインプレッションでした。
良いですよ、α7RⅤ!
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