【SONY】FE24-105mm F4 G OSS レビュー オールラウンダーな標準ズーム

α7Ⅳと同時購入した『FE 24-105mm F4G』

使い始めてもうすぐ3ヶ月。
いろんなところで実際に使ってみて、個人的に感じたことなどを書いてみたいと思います。

先に結論を言うと、「欠点がほとんど見当たらないとても良いレンズ」買って良かった!

SONYフルサイズ一眼カメラでは最初の 1本にオススメです。

外観

2017年11月25日 発売のレンズですのではっきりいって外観なんかとっくにご存知かとは思いますが、もしまだ知らないよって方の参考になればと。

寸法は、最大径x長さ:83.4×113.3mm 

重量663g、フィルター形77mmなので他社の似たようなスペックのレンズと比べても標準的な大きさ、重さではないでしょうか。

FE 24-105mm F4Gのいいところ

発売されてから約5年が経過しているレンズなんですが、使ってみてその性能の高さに驚きました。

もちろん『α7Ⅳ』の性能の高さもあると思いますが、標準ズームレンズとしての性能は非常に高いと感じています。どんな場面でも使える、まさにオールラウンダー。

後継機の噂もたまに聞いたりしますが、これ以上の性能、はたして必要なのかな?

やっぱり便利な焦点距離 24-105mm

私は登山を趣味にしているので 24mmから105mmまでの焦点距離はとても便利。このレンズ 1本で大体いけちゃいます。普段使いでもほとんどの場面でカバーできます。

しかし今はタムロンやシグマから魅力的なレンズが発売されているので悩ましいところですね。

例えばタムロンの28-200mm。

このレンズなんて登山される方にはとてもいいですよね。実は私も気になっています。しかも安いし。
望遠端200mmはいいですねー。良さげなレンズなんですが広角端28mmなんですよね。


シグマからはこのレンズなんて気になる。

F2.8通しのいわゆる大三元レンズ。コスパいいですよね。使ってみたい。

私の場合広角端 24mmが欲しかったし、望遠端も70mmは短いと思ったので『FE24-105mm F4 G』にしましたが、色々な選択肢があるのもEマウントの大きな魅力ですよね。

高いAF性能

カメラ本体のAF性能も大きく関係するのでレンズ単体での評価は難しいところですが、『α7Ⅳ』に付けた『FE 24-105mm F4G』のAF性能はとっても高いです。

私が今まで使ってきた『X-T3』と『EOS RP』とは全然違います。爆速です。

鳥なんかずーっと追いかけてくれるし

飛んだ瞬間も追い続けてくれました。


月蝕の時、他のカメラはマニュアルでピントを合わせましたが、オートフォーカス一発でスパッと合わせてくれました。

105mmなので焦点距離は全然足りてないですが・・。

そして駆動音も静か。というか私の耳には何も聞こえない、無音でスッとピントが合います。

精度も高く、合わせたつもりが合ってなかったという事がほとんどないです。

高い解像力

解像力もカメラ本体との兼ね合いもあるので一概にはいえませんが、α7Ⅳとの組み合わせでは線が細くかなり緻密でクリアな描写だと思います。等倍表示で確認しても非常によく解像しています。

この写真ですが拡大してみると・・・。

web上では分かりにくいかもしれませんが、積まれた石が細かく描写されています。

かなり寄れる

最短撮影距離0.38mとかなり寄れます。

標準レンズでここまで寄れるのは便利ですね。

綺麗なボケ

はっきりいってあまり期待していなかったのですがボケもかなり綺麗。

透明感のあるボケ味で私はとても気に入っています。

FE 24-105mm F4Gのちょっとだけ気になるところ

とても気に入っているレンズなので正直いってあまり不満はないのですが、あえて探してみました。

逆光耐性

このレンズにはフレアやゴーストを抑制するナノARコーティングが施されているのですが、そんなに逆光耐性は強くない印象です。

しかし他の方の評価を見ると逆光耐性はとても高いと書いてあったりするので、もしかしたら個体差によるものなのかもしれません。

保護フィルターを外しても同じでした。特にゴーストはなかなか個性的なものが出ますので気になる人は気になるかも。私は特に嫌いではないので、まあいいかなと思っています。

一応ですが私が購入したレンズは新品です。

手ぶれ補正

光学式手ブレ補正機能が搭載されていますが、効果は程々といった感じ。

『Canon RF 24-105mm F4L』という似たようなスペックのレンズを持っているのですが、比べると手ぶれ補正はだいぶ劣るというのが正直な感想です。

『RF 24-105mm F4L』は『EOS RP』との組み合わせで望遠端105mm、シャッタースピード1/10で5回撮影して全て成功。

対して『FE 24-105mm F4G』は同条件で成功は5回中1回だけでした。

「お前の腕が悪いからだろ!」と言われればその通りなんですが、ともかく普段使っている印象として、Canonのレンズは適当にとってもブレないし、本レンズは気をつけてとってもブレる時はブレるといった感じです。

なのでシャッタースピードには気をつけて使っています。

『FE 24-105mm F4 G』はEマウントレンズ最初の一本におすすめ!

最後に気になるところも書きましたが、そこはあえていえばの話。

私にとっては欠点がほとんど見当たらないすごくいいレンズです。
『α7Ⅳ』と使った時のクリアな画質はとても気に入っています。

とても優秀なレンズなのでもし後継機が出た場合、いったいこれ以上どこが進化するのかとても興味がありますね。

正直いって、私はもうこれでいいかなぁ。




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