佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社。日本三大稲荷のひとつに数えられる非常に豪華で美しい神社です。
夜間はライトアップされているとのことでカメラを持って行ってきました。
祐徳稲荷神社とは
九州では太宰府天満宮に次ぐ300万人の参拝客が訪れ、商売繁盛、家運繁栄、交通安全、縁結びなどたくさんのご利益があると言われています。
主要建物は総漆塗り。
大変豪華で美しく「鎮西日光」(九州の日光東照宮)と呼ばれています。
撮影機材
今回も撮影機材は「α7Ⅳ」と「FE 35mm F1.4 GM」
祐徳稲荷神社はライトアップされているとはいえ夜間なので当然暗いです。
カメラが好きな人間にとって暗い場所といえば明るいレンズ。
今回はその特性を生かし、全ての写真を開放F値であるF1.4にて撮影してみました。
写真は全てJPEG撮って出し。WBオートでクリエイティブルックは「ST」です。
祐徳稲荷神社門前商店街
駐車場からすぐに巨大な鳥居があります。
夜間なのでシャッターは下りていますが、レトロな感じがいいですね。
商店街は街灯がポツポツある程度でかなり暗いですが、レンズが明るいのでISO感度は高くても16000くらいで済んでいます。
「α7Ⅳ」は高感度耐性が強いとはあまり聞いたことはないのですが、ディテールは結構残ってるし、ノイズもそんなに気にならない感じだと思うのですがどうでしょう?
大きく印刷するような作品作りをされる方には厳しいのかもしれませんが、私的には全然OKです。
もともとノイズはあまり気にする方ではないのですが、肉眼ではよく見えないくらい暗かったところもよく写ってるなーって思います。
祐徳稲荷神社 境内
商店街をしばらく歩くと境内入り口です。
入り口からもう豪華な雰囲気が漂います。
狐は神様の使者だそうです。
立派な手水舎です。
楼門と神池。祐徳稲荷神社の顔となる場所です。まさに豪華絢爛。
多くのかたが写真を撮る撮影スポットです。
堂々たる楼門。雅。ちょっと拡大してみると・・。
楼門の中に2体の随神(かむながら)がいらっしゃいます。
佐賀県の伝統工芸「有田焼」で仕上げられているとのこと。
夜間なので参拝客は多くはないものの、次々と御神楽殿でお参りされていました。
階段を登って御本殿へ。
御本殿
倉稲魂大神(ウガノミタマノオオカミ) 衣食住を司る生活全般の守護神
大宮売大神(オオミヤノメノオオカミ) 技芸上達の神 福徳円満の神
猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ) 水先案内の神 交通安全の神
この三神がお祀りされている神様とのことです。
心を込めて丁寧にお参りしましょう。
最後に一礼して帰ります。
久しぶりに訪れましたが相変わらず豪華できらびやかな美しい祐徳稲荷神社。このほかにも奥の院や日本庭園、祐徳博物館などまだまだ見どころ満載。
カメラ好きにもおすすめの写真を撮ってて楽しい神社です。
今度は日中に訪れてきちんとお参りしよう。
FE 35mm F1.4 GMを暗所で使ってみて
本格的に撮影される方は三脚を使うと思うのですが、神社で三脚を使っていいのかわからなかったし、そもそも他の参拝者のかたの迷惑になりそうでF 1.4でパシャパシャと撮り歩きました。
さすが明るいレンズ。暗い場所でもAFが迷うこともなく普通に撮れました。
以前はF1.4だとボケボケになって風景写真は無理だろうなと思っていたのですが、焦点距離35mmで遠景だと意外に被写界深度に収まりそうな感じ。
GMレンズの力なのかピント面はもちろん隅までほんとよく解像するんですよね。
今までF8くらいに絞らないとダメだって思っていたんですが考えが変わりそうです。
個人的に35mmの画角は違和感がなくちょうどいい感じで、スナップにも向いてそうです。
「α7Ⅳ」の高感度耐性ですが、今回ISO感度は16000まで上がってしまいましたが私の場合は全然許容範囲。いいんじゃないかなと思いました。
で、これは私のミスというかビビりすぎというかシャッタースピードを1/80まであげちゃったんですよね。今までボディ内手ぶれ補正の機能がついた機種を使ったことがなかったので、手振れを気にしてあげてしまいました。
もう少しシャッタースピードを下げて良かったかもしれません。
そして前半は電子シャッターを使っていたのですがどうもフリッカーが出たみたいで何枚か縞模様が出ました。
メカシャッターに変更してからは大丈夫でしたのでこういった人工照明下では気をつける必要がありますね。良い勉強になりました。
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