最近はα7Ⅳを使うことが多いのですが、今回はFUJIFILM『X-T3』を持ち出してアジサイを撮ってみました。
このブログではSONYの事ばかり記事にしていますが、実はFUJIFILMのカメラも大好きで、『X-T2』から始まり、かれこれ5年以上愛用しています。
他社メーカーとは一線を画す独自路線を突き進んだFUJIFILMのカメラには独特の魅力があります。
久しぶりに『X-T3』を使ってみて思ったのは「やっぱり良いカメラだな。今でも全然良いな〜。」でした。
使用レンズ
今回使ったレンズは、『XF16-55mmF2.8 R LM WR』と『XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS』です。
両レンズとも発売から随分時間が経過していますが、『XF16-55mmF2.8 R LM WR』の写りは今でも素晴らしいし、『XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS』も価格を考えれば十分綺麗です。
最新のレンズと比べると画質以外の面で少し感じるところはありますが、どちらも良いレンズだと思います。
X-T3のフィルムシミュレーション比較
X-T3の全てのフィルムシミュレーションを同じ構図で比較してみました。
写真は全て同じ設定。JPEG撮って出しです。
現行機種のX-T5と比べてフィルムシミュレーションは少なめ。
フィルムシミュレーション『Velvia/ビビット』で撮るアジサイ
今回は一番鮮やかな『Velvia』で撮ってみました。
Velviaはかなり彩度が強く、個人的には苦手。これまでもあまり使ってなくて、使ったとしても彩度を少し下げていました。
今回はデフォルトのまま使いました。やはり彩度はかなり高めですが、これはこれで良いような気もします。
オートホワイトバランスで撮影しましたが、青色が少し紫っぽくなっています。
Velviaは緑がとても鮮やかで綺麗。
PROVIA/スタンダード
他のフィルムシミュレーションでも少しだけ撮ってみました。
まずはPROVIA。
結局、普段一番よく使うのはPROVIAだったりします。適度に鮮やかな色味が気に入っています。
Pro Neg Hi
こちらもよく使う「Pro Neg Hi」
彩度は少し控えめ、コントラストは少し高めな印象。
メーカーサイトではポートレートで使うとのことですが、私はPro Neg Hiでとる風景やスナップも好きです。
久しぶりに「X-T3」を使ってみて
α7Ⅳを購入して以来すっかり持ち出すことが少なくなっていた「X-T3」ですが、今回使ってみて「やっぱりフジのカメラはいいな〜」と改めて思いました。
X-T3は発売されてからもうすぐ5年が経つカメラ。
レンズも『XF16-55mmF2.8 R LM WR』は2015年発売、『XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS』に至っては2013年発売なので10年前のレンズです。
少し気になる点として、『X-T3』と『XF16-55mmF2.8 R LM WR』は手振れ補正がなく、『XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS』には4.5段分の手振れ補正が付いていますがCanonのレンズほど効かないような気がするので気を抜くと手振れしてしまう事と、AFの精度が少し怪しい時がある事ぐらい。
X-T3のAF性能はあまり高くないので動き物には向いていないかもしれませんが、画質は今でも何の問題もなく綺麗だと思います。
中古ではずいぶん価格もこなれてきただろうと調べてみたら良品が13万円〜14万円後半でした。
ずいぶん高いんですね。
当時の新品価格とあまり変わらない・・・。
・・・買取価格は安いのに。
コメント
買取価格と販売価格は差があり過ぎますね🥺
コメントありがとうございます。そうなんですよ。大手量販店の買取価格はやってられなくなるくらい渋いし、かと言ってフリマサイトやオークションは手数料や手間、売買後のトラブルなどを考えると・・・。でもYouTubeの「マツチャンネル」さんが紹介されていた「フジヤカメラ」が良さそうなので気になってます。