2025年も残りわずかとなりました。改めて言葉にするとびっくりしますね。
年を重ねるごとに1年の速度が加速しているように感じます。
最近の写真撮影においてジャンルというか、テーマは自分の中で野鳥撮影が中心となっていました。
こう書くと少し大袈裟ですね。「最近は今度の休みどこに野鳥撮り行こっかな?ってなってたよ」って言い方がしっくりきますね。
だったのですが自分の中で色々と思うところがあって、今年の夏ぐらいから以前より趣味だった登山をメインにして撮影を楽しんでいます。
今回は今年撮った山の写真と、自分が感じている登山の魅力、そして山登りの機材について書いていこうと思います。
山の写真と登山の魅力.2025

私はハードな登山をやっている訳ではないので、「登山の魅力を語る!」なんてことを言うと分不相応にもほどがあるのですが、その程度の人間が感じる登山のいいところを書きます。
逆に特別な方だけではなく、ある程度健康な方であれば誰もが感じることができる魅力と言えます。


まず自然の中を歩くのは思った以上に気持ちがいいぞってとこですね。はっきり言って若い頃には想像すらしていませんでした。
田舎で暮らしている自分ですら山の空気はきれいだと感じていい気持ちになります。息を切らして登るのでキツくて疲れますけど心地よい疲れだし、程よく歩くのは健康にもいいですね。


エクストリームなヒマラヤ登山などのドキュメンタリーとか読み物は以前から好きだったのですが、その辺の山登って何が楽しいんだろう?って思ってる心の貧しい人間でした。
ですが今は自然がいいですね。


私の場合たまに家族と登ることがありますが、ほとんどひとりで登ります。
最近はそのような登山者に対する風当たりは強い傾向にありますけども、静かな山道をひとりで歩くのは自然に没頭する感覚があって癒されます。

ひとりで登ることで危険度は増すかもしれませんが、個人的には逆の部分もたくさんあると思っています。
誰にも頼れないので登る前にはルートやコースタイム、山の特徴や危険箇所などは入念に調べます。

食料や水分、何かあった時の医療品とか何がどれだけ必要か?など自分で考えて計画するところも大事だし楽しいところです。

それと体力的、技術的に無理だなと感じた場合、誰にも気を使うことなく気軽にルートの変更や撤退をすることができるのはとても大きなメリットだと思っています。
私なんか最初の頃高いところがほんとに苦手だったので簡単に撤退してきました。
その分情けない気持ちになり落ち込む事もありますが、経験を重ねることでクリアできたりして成長や達成感を味わうことができます。




とはいえ最近は熊の被害が深刻ですね。
私は九州に住んでいますので今のところ被害はありませんが、多くの犠牲者の方が出ていて怖いですよね。事態は深刻で熊を積極的に駆除せざるを得ない状況だと個人的には思っています。
ただ以前はそれほどでもなかったのに熊がリスクを犯してまで山から頻繁に降りてくることには熊なりの事情があるのだろうし、そこには人間の自然に対する向き合い方とか、人類による地球環境への影響だとかが関係しているような気もしています。
ここ数年野鳥撮影をしてきた中で、鳥には鳥の世界があって強く逞しく生きている様子を知り、さらに地球規模での急激な環境の変化を感じる中で「このまま人類の好き勝手にやっちゃってほんとにいいの?」って思っちゃうんですよね。
なんてこと言いつつも便利なものができたら使うし、使わざるを得なくなるし、戻れなくなるし、さらに便利を求めるしってのが人間で、私もそうですし。難しいですよね。
まぁそんな事もね、登山をしていると考えるようになりました。








ちょっと話がそれてしまいましたが山は景色が綺麗です。
街には街の良さがありますが登山中に見る風景は非日常感があって楽しいんですよね。
特に日の出や日が沈む時間帯の景色は特別なものを感じます。
景色が素晴らしいのでカメラ、写真趣味との相性は抜群にいいと思っています。機材が重くて大変ではありますが・・・。
九州にはそれほど高い山があるわけではないので、北アルプスなどを普段から登られてる方にとっては魅力にかけるかもしれません。
ですが私にとって山のぼりは楽しいし、九重連山で見る景色は格別だし、低山には樹林帯の美しさがあるように思います。
・・いつか、元気なうちに、できる事なら北アルプスの山に登りたいですけどね。憧れています。

以上が2025年、私が山で撮った写真です。
これから健康で体力が続く限りは登山を楽しみつつ山の写真を撮っていこうと思います。
登山におけるカメラ機材
今まで野鳥撮影をメインで写真を楽しんできましたが、これから元気なうちは登山をメインに楽しもうと思っています。
そこでどうしても手放さなければいけないレンズがありました。

『FE 300mm F2.8 GM OSS』です。悲しい(涙)
めちゃくちゃいいレンズだったな〜。ほんとに最高でした。
私は野鳥撮影のためにFE 300mm F2.8 GMを買ったので、メインでやらないのであれば所持しておくのは贅沢だし、レンズに失礼。誰かに使ってもらった方がいい。お金もないしね。
300mmは風景にも使えるレンズだと思いますが登山に持って行くのは大変だし、転んだ時のことを考えると怖すぎるので手放しました。

野鳥がいないときにこんな感じの写真いっぱい撮ったんですけどね。改めて見てもいい描写をする素晴らしいレンズだったなと思います。
さようなら、またいつか!

で、レンズを売却した資金で『FE 24-70mm F2.8 GMⅡ』を購入しました。
今回の記事に載せた写真にもFE 24-70mm F2.8 GMⅡで撮ったものがたくさんあります。
まだ他のレンズと詳しく撮り比べとかやってないですけどかなりいい感じです。今まで私が使ってきた標準ズームレンズの中では1番いいんじゃないでしょうか。
今後山の写真はFE 24-70mm F2.8 GMⅡとα7RⅤのコンビ、そして最近あまり使ってなかったFE 70-200mm GMⅡを使って撮っていきます。
・・・しかし自分で言うのもあれですが、改めて見返すと良い機材もってますね・・・。金額の計算は怖いのでしません。

山の写真だったらα7CⅡでも良いんですけど現在こちらは登山に一緒に持って行って動画を撮っています。
まだまだ全然上手く撮れなくて勉強中なんですけど動画も撮ってみるとすっごい面白いですよ。
以上、2025年に撮った山の写真でした。



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